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より理解を深めるための準備!戦略時の「事前調査」について

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こんにちは!Soichiroで「戦略・ブランディング」を担当しているオオヤマです。新卒ブログ以来の執筆となりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
Soichiroの業務にも慣れてきた今日この頃、今回は私が得意とする「戦略開始前の調査」についてご紹介します

事前調査って何のこと?

「事前調査」とは、ヒアリングシートをいただいてから初回のお打ち合わせまでに行う準備のことです。

Soichiroでは、本格的なブランディングやサイト制作を始める前に「ヒアリングシート」をお客様にお渡ししています。
ヒアリングシートについてはこちらもお読みください: 戦略はお客さまの想いから:初回ヒアリングシートの役割と重要性

お客様にご記入いただいた内容から、「いまどんな悩みを抱えているのか?」「どんな課題を解決したいのか?」を把握し、そのうえで最初のお打ち合わせに臨みます。

ただし、それに目を通すだけでは、お客様の仕事や業界を十分に理解したとは言えません。さらに理解が不十分なままでは、適切なサイト戦略を立てることもできません。

そこで調査を行い、「どんな業界なのか?」「専門用語にはどんなものがあるのか?」といった点を事前に学んでから、打ち合わせに臨むようにしています

要するに、旅行に出かける前に地図を確認したりや観光情報を調べたりするようなものです。下調べしておくからこそ、現地でスムーズに動けるわけです。

どうやって調査しているの?

1:会社概要の確認

私の場合、まずは既存サイトなどで会社概要を確認し、業界名を押さえます
製造会社さんであれば「〇〇類の製造」や「〇〇事業」といった表記から、正式な業界名を把握します。

そして、その業界が具体的にどんな活動をしているのか、自分の知識にない分野について調べながら理解を深めていきます。
全く知らない業界だと、こんな仕事があったんだ・こんな決まりがあったんだ、といった知見を得ることができて楽しいです。

2:クライアントの深掘り

ある程度、業界全体の状況や特徴が把握できたら、次はクライアントについても深掘りしていきます。

例えば、SNSやYouTubeなどを確認すると、直近で参加したイベントの様子や、地域との交流や取り組み、どのような営業活動を展開しているかといった実際の会社の活動が見えてきます。

また、過去にニュース記事として取り上げられている場合や、他社・他媒体からの取材記事が掲載されている場合には、代表者や社員の方々がどのような姿勢で仕事に臨んでいるのかといった、数字や実績だけでは伝わらない情緒的な面を知ることができます。

こうした情報は、クライアントの企業そのものの理解を深めるうえで非常に重要な要素となるため、丁寧に確認しています。

最近だと、人材の採用ページがあればそれも確認しています。
具体的にどのような仕事や役職が存在するのか、どんな方が現場で活躍しているのか、など、リアルな組織の体制を読み取ることができます

ドキュメント

その後の仕事を意識することが大切

この調査を踏まえた上で、初回のお打ち合わせをセッティングさせて頂きます。事前の下調べは徹底しますが、最終的な課題の輪郭やニュアンスは打ち合わせの対話でこそ浮かび上がります。Soichiroでも、事前調査+対話をワンセットで大切にしています。
参考:東洋経済オンライン「現場の声から見えてくるもの」

業界の仕組みやサービス対象、顧客層などを理解していないと、せっかくお打ち合わせをしても内容を十分に理解できず、深掘りができません。
逆に、あらかじめ知識を持っていれば、専門用語が出てきてもスムーズに会話ができ、より具体的な打ち合わせをすることができます。

まとめ:まずは相手を「知る」ことから

戦略・ブランディングに限らず、私たちの仕事は、まず「相手を知ること」が大切だと考えています。
初回打ち合わせの前に業界をしっかり理解しておくことで、会話がより実りあるものになり、良い戦略やデザインにつながっていきます!

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2025/4/1 更新
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