誰もが一度は耳にしたことがある、「ゴッホ」展に行きました
こんにちは!オオヤマです!
皆さんは、美術鑑賞は好きですか?
今、上野公園の奥、東京都美術館でゴッホ展が開催されています。
先週に行ってきたので感想と私なりの美術展の楽しみ方をご紹介します。
1.「糸杉」が16年ぶりに日本に来ています
公式ホームページでも「糸杉」と呼ばれていますが、実際には「夜のプロヴァンスの田舎道」、「糸杉と星の見える道」です。
ゴッホは他の絵でも糸杉を描いていますが、こちらの作品は16年ぶりに日本にくるとのことでした。
私もこの「16年ぶり!」というワードに釣られて見に行ったのですが、実際目にした時に「本当に存在するんだ…」という謎の感想が出てきてしまいました。
くっきりと暗い色で描かれた糸杉と、その左右に浮かぶ星と月の柔らかい光の表現が綺麗でした。
2.風景画がとてもよかった
他にも様々な作品が楽しめましたが、私自身風景画が好きということもあり、肖像画や人物がよりも風景画が惹きつけられるようなものが多かったです。
中でも好きだったのが「サント=マリー=ド=ラ=メールの海景」です。
画像では伝わりませんが、油絵具が波の流れや飛沫に合わせて盛り上がっている様子に勢いを感じました。
そして使う予定がおそらく一生来ないであろうポストカードを買いました。飾ります!
3.美術展の楽しみ方
美術展や展示会、あんまり興味がわかない…というよりどうやって楽しめばいいかわからない方もいるのではないでしょうか?
私が絵画を見るときに考えていることや、見方を少しだけご紹介します。
3-1.色を見る
私はまず最初に、どんな色の使い方をして、どんな表現をしているのかを見ています。
奥行きや空間の雰囲気を出すために暖色と寒色の色を合わせて使っていたり、遠目から見て青色だと思いきや、近くで見ると黄色が混じっていたりなど、遠くから見たときの印象と近くで見たときの印象が全く違って見えることもあります。
3-2.解説や説明文を読んでみる
読んでられない!という方もいるかもしれませんが、絵の横の解説や説明文を読むと、絵の描かれた時代や時期、画家の当時の年齢や状況などがわかるので面白いです。
もちろん全部読むと疲れてしまうこともあるかもしれません。
直感で自分が気に入った絵だけしっかり読むので全然いいと思います。
3-3.難しいことは考えなくてもいい
散々色をみてみるといい、解説を読むといいと書きましたが、美術展の楽しみ方は人それぞれです。
例えば「絵について全部勉強しないと!チケット代が無駄になる!」と身構えなくても、単純に「あ、この絵好きだな」思った作品を見たり、話題になってるからという理由だけで眺めるだけでもいいと思います。
美術館にきている人も、いかにもセレブな人しかいない!というわけではなく、家族連れだったり高校生だったり恋人、友人ときてる人だったり…と様々です。
あまり難しく考えずに楽しんでください!
4.芸術の秋!
もう秋を通り越して冬のような寒さですが、「芸術の秋」という季節ですし、色々美術館や展示を見に行くのはすごくおすすめです。
私はコロナ禍で家から出れず、最近街中で流行りのものを見るだとか、美味しいものを食べに行くだとかの「外の空気に触れる」ということができずにもやもやしていたのですが、美術展を見に行くことでだいぶ回復した気がします。
今回紹介したゴッホ展は~12/12(日)までの開催です。
名称:ゴッホ展――響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
会場:東京都美術館 企画展示室
期間:2021年9月18日(土)~12月12日(日)
休室日:月曜日、9月21日(火)
※ただし9月20日(月・祝)、9月27日(月)、11月8日(月)、11月22日(月)、11月29日(月)は開室
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室:10月15日(金)より、毎週金曜日20:00まで開室します(入室は閉室の30分前まで)
観覧料:一般 2,000円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,200円
※日時指定予約制です。詳しくはHPをご確認ください。
※余談ですが、閉室ギリギリに予約すると急足で見ることになっちゃいますので(お土産ショップもすごく混みます!)、大体1時間見る計算をして行くといいです!
皆さんもぜひ、芸術に触れてみてはいかがでしょうか?