デザイナーのラフスケッチが覗ける本!「デザイナーのアイデア戦略」
こんにちは!サイトウです。以前に新人週報ブログ、情報整理が驚くほどわかりやすくされている本「なるほどデザイン」で紹介されていた「なるほどデザイン」など、この世にはためになるデザインの本がたくさんあります。私もこのなるほどデザインは学生時代に購入し、社会人になった今でも愛用しているのですが、他にも愛用しているデザインの本を持っているので今回はそちらを紹介していきたいと思います!
デザイナーの頭の中が覗けちゃう!
デザイナーにとってラフスケッチは、いわば思考のフロー。「頭の中」と言っても過言ではないのです。 そんなプロデザイナーの脳内が覗けちゃうこの「デザイナーのアイデア戦略」は、新人デザイナーとしては非常にありがたい本なのです。 この作品が一体どんな経緯で生まれたのか、作品を見るだけでは簡単に汲み取れない思いや遊び心を細かいところまで見ることができます。
左が思考フローのラフスケッチ、右が完成したものです。完成したものと一目で比べることができるので、直感的に修正点やラフから採用された案などを見ることができます。
また、作者のプロフィール(画像下)や制作タイムライン(画像上)も同時に見ることができます。
自分の制作フローと見比べながら進めていくと、どの段階でどの整理が必要なのか、どれだけの情報量が必要なのかが分かります。
デザインのインプット
作業に着手する際に、参考になるデザインやレイアウトを探すのですが、私はここから自分のデザインに落とし込むのがまだ苦手なので、先輩に「参考にしたデザインがなぜいいのかを考えてみてください」とよく言われてしまいます。(お恥ずかしながら本当にその通りだと思います…学校で何を学んできたのか…)
この本は、そんな私のようなインプットにまだ慣れていない人にもお勧めしたいです。 どういう意図で置かれた写真なのか、どういう意図で作字された字なのか…ページ一枚でも研究できる箇所が多いので、めくってもめくっても飽きない、ワクワクする一冊です。
この本を通して、私はデザインのインプットの大切さを学びました。
もちろんそれを上手にアウトプットできるかが重要ですが!
いかに要領よく自分のものにできるかどうか…この本で勉強して、デザインの引き出しをもっともっと増やしていきたいです。
ラフスケッチのやり方
余談ですが、みなさんはどんなラフスケッチをしていますか?シャーペンじゃないとできない、ボールペンじゃないとできない、はたまたこの紙じゃないと…と、それぞれあると思います。
私はクロッキー帳に鉛筆で描くのが一番捗ると思っていたのですが、つい最近ipadを手に入れて、その快適さと手軽さに感動し完全に乗り換えてしまいました(笑)
また、私は高校生のころ美術科に通っていたのですが、その際先生が
「ラフスケッチに消しゴムは使うな、自分の考えた履歴を消さず全て残しなさい」
とおっしゃっていたのがとても印象的で、今でも思い出します。 みなさんは、ラフスケッチにこだわりはありますか?よければたくさん教えてください!
まとめ
前回のブログ、デザインをゲームで!?楽しく学べる無料ブラウザゲーム3選でもお話したように、学びをいかに楽しく自分のものにするかはモチベやパフォーマンス向上に繋がります。この本に載っているようなプロのデザイナーのように、世の中をもっとより良くできるようなデザインを生み出したいです。もっと賢くインプットできるように頑張ります…!