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サクッとニーズが丸わかり!?新卒と学ぶGoogleサーチコンソールの見方

こんにちは!サイトウです。 今回はGoogleサーチコンソール(Google Search Console)を使い、より「戦略」に重きを置いたお話をさせていただきます。 私もこのツールを使うのは初めてなのでわからないことの方が多いですが、基本的なことを少しずつ学んでいるのでそちらを共有していこうと思います!

また、今回はアカウント登録〜連携などの設定の説明は省略しています。あくまでも「見方・使い方」の記事です。 登録〜連携などの設定についてはこちらをご参考ください!
>SEOスターターガイド

Google Search Consoleとは

サーチコンソールとは、Google上での指定したWebサイトの検索パフォーマンスを閲覧・分析できるツールのことを言います。 これをうまく利用すれば、自社WebサイトのSEO対策にも活かす事ができます!

検索パフォーマンスというのは具体的にいうと、検索結果の順位、クリック数、検索結果の表示回数などを指します。 逆にいうと、Googleサーチコンソールを導入していないとこれらの分析が疎かになってしまい、見込み顧客の獲得チャンスを逃し、さらには申し込みや購入などのコンバージョン率も低下していく…という悪循環に陥ります。

悪循環

そうならないためには、このGoogleサーチコンソールを導入し、検索パフォーマンスを分析することが必要です。 検索パフォーマンスを知ることは顧客のニーズを掴むことにも繋がります。 自社製品やサービスを世に広めるためには、SEO対策はとても大切だと言えますね!

検索パフォーマンスを見てみよう

まずは、先ほど説明にもあった「検索パフォーマンス」を実際に見る方法をご説明します! こちらは実際のSoichiroのGoogleサーチコンソール画面です。

Googleサーチコンソール

赤く印のついているところが「検索結果」という欄で、主に以下のことがわかります。

     
  • 検索から何回クリックされたか  
  • 検索で何度表示されたか  
  • 検索でのクリック率
  • 検索で出てくる順位(順番)の平均値  
検索パフォーマンス

この四つがわかるだけで、自社サイトの分析力はぐっと上がります。 ではここから、より詳しく分析をするために手を加えてみましょう。

条件をつけてみよう

Googleサーチコンソール

赤く印のついているところが、現在の「絞り込み条件」です。 上の画像は、「ウェブからのクリックで」「過去3ヶ月の」検索パフォーマンスに絞り込まれていることがわかります。

例えば、自社サイトは「今週1週間で」どれくらいクリックされたのかな?と思った時は、この「過去3ヶ月」の部分をクリックし期間の条件を変更していきます。

条件を決める

「過去7日間」を選択。他にも「カスタム」で日付を細かく設定し、特定の期間で調査することもできます。

条件を決める

上が「過去7日間」の条件に変更されていることが確認できたら成功です。

また、右に「+新規」のボタンがあります。ここからさらに細かく条件を見ることができます。

条件を決める

では、例として「過去半年間で」「IT導入補助金と検索して」自社HPにたどり着いた人はどれくらいいるんだろう?と考えた時、絞る条件はこうなります。

条件を決める

キーワードを絞るときは、「+新規」から「検索キーワード」の欄に打ち込むことで設定することができます。

以上が、超基本的な操作の仕方です。とりあえずこれさえ出来たら基本的にはOK! 続いて、この操作を使ってとある調査をしていきましょう。

調査をしてみよう

今回は、分かりやすいように実際に存在する記事を使って調査をしていきたいと思います。 まず、サーチコンソールの折れ線グラフの下にある、こちらの欄を見てみましょう。

クエリ

「mbti診断」「16タイプ診断」「mbti 診断」 とキーワードが並んでいるのが分かります。ここに並んでいるキーワードは、上記で絞っている「過去3ヶ月」のなかで最も多くサイトにたどり着いたキーワードです。 「クエリ」というカテゴリーに分類されていますが、ここでいうクエリはキーワードのようなものです。 「クリック数」が実際にこのキーワードから自社サイトにクリックした数で、「表示回数」はこのキーワードを検索した際に自社サイトが検索結果に表示された数を指します。

ここからわかることは、、今(2022年10月)Soichiroのサイトは「mbti診断」というキーワードで検索した人から5000回クリックされ、29万回表示されている、つまりめちゃくちゃ人の目に入ってるということがわかります。

勘のいい人はもう気づいていると思いますが、ここをもっと深く調べれば、 「次どんな記事を書いたらサイトのコンバージョンを上げられるのか」 のヒントに繋がります!

では、さらに詳しく分析するために「このキーワードからみんながどのページに行ってるのか」を見ていきましょう。 実はこのキーワード、私が以前書いた週報ブログ、怖いほど当たる!?MBTI16タイプ診断とは?が関係しているのです。

クエリ調査

下のキーワードをクリックし

クエリ調査

条件に検索キーワード「mbti診断」を入れます。
(+新規でも絞れますが、その場合「mbti診断」を含むすべてのキーワード、「mbti診断とは」などが含まれてしまうため、+新規を使うときは「正確なクエリ」のフィルターをかけましょう)

クエリ調査
こんな感じ

条件に検索キーワード「mbti診断」が入っていることが確認できたら、

クエリ調査

「ページ」をクリック。 該当のページのURLが表示されるので、コピー&ペーストまたは新しいタブで開くマークをクリックしてページを開いてみましょう。

クエリ調査

該当のページにたどり着きました! みんなこのページを見てくれているんですね。 (実はこのブログを公開した約1週間後にものすごくクリック数が上がり、炎上でもしたのか!?とビビってたら先輩に「そういう記事の内容じゃないでしょ笑」と笑われました。)

ページを特定することで、例えばそのページにお問い合わせにつながる項目を増やしたり、もっと内容を濃くしてよりSEO対策をしたり、さまざまな戦略を立てることができ、メリットしかないのです!

また、これの逆も行うことができます。 どういうことかというと、例えば 「自分の書いた先週の記事、どういったキーワードでたどり着いてくれてるんだろう?」 というもの。 キーワードから記事を分析するのではなく、記事からキーワードを分析する方法です。 これが分析できると、サイトのフィードバックに役に立ち、また潜在顧客がどういうキーワードで自分達に興味を持ってくれたのかがわかり、一石何鳥にもなります!

やり方はまず、「+新規」→「ページ」で条件を追加します。

記事調査

分析したいページのURLを入力して、適用。

記事調査

すると、下のクエリに該当するキーワードがずらっと並びます。 これが「このページにたどり着いたキーワード」です。 「mbti診断」の他にも「怖いほど当たる」「性格診断」など、先ほどでは出てこなかった新たなキーワードを知ることができますね。

こうやって条件機能を駆使することで、また新たな発見につながり、戦略の材料になるのです。

応用編:次回の記事につなげてみよう

先ほど「次どんな記事を書いたらサイトのコンバージョンを上げられるのか」のヒントが得られる!と説明しましたが、じゃあ一体どうやって応用していくの?という説明もさせていただきます。 ここからは少し応用です!

まずは最初のページに戻り、クエリの部分を観察していきます。 右下の矢印をクリックすると、さらにキーワードを見ることができます。

応用

どんどん見進めていくと、気になるキーワードが出てきます。

応用

この「シンメトリー」というキーワード、クリック数が10に対して表示回数が3万近くあるのがわかります。 つまり、「シンメトリー」というキーワードはたくさん検索され、たくさん表示されている、需要のあるキーワードだということがわかります。 今回はわかりやすいよう一般的なキーワードを例に挙げていますが、これが例えば自社の製品やサービスに関わるキーワードだった場合、大きなチャンスになると言えます。 このキーワードを含むブログコンテンツを制作する、という、次のステップに繋げることができるのです。

クリック数や表示回数を見極めて、次にどんなコンテンツを作るべきなのか。 分析し使いこなすことができれば、潜在顧客をガッチリ振り向かせること間違いなしです!

まとめ

長々と偉そうに語ってきましたが、SEOや検索パフォーマンスの知識はまだまだひよっこでわからないことだらけです。 みなさんと一緒に勉強して、もっとデジタルマーケティングに強い人間になりたいです!

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