「失敗にこそ教訓あり こうして会社は潰れていく!」
月に1回浜松町で開かれる「志未来」という月に1度決められて本を読んで感想を意見交換を行う会に参加しました。
今回の本は「失敗にこそ教訓あり こうして会社は潰れていく!」。
著者は八起会会長の野口誠一さん。
概要
過去に倒産された経営者の生々しい多くの実例を反面教師にし経営者としてのあり方を指南を提示されています。
若干、古い情報であるが考え方として今にも通じる内容かと思います。
高慢と経営能力の過信が倒産の危機を招くということ。又、資本さえあれば誰でもなれる「社長」でははく明確な「使命感」をもった経営者としての心構えを提示しています。
特に興味を引いた内容は、八起会の会員の方に募った倒産に至ってしまった原因のアンケート結果でした。
倒産に至った原因ベストテン
- 経営者の高慢・経営能力の過信
- 社員教育の不備・欠如
- 事業目的・目標・計画性の欠如
- 業界情報の不足と環境変化への対応不備
- 新製品の欠如・技術開発の遅れ
- 家庭不和・同族経営の弊害
- 公私混同と経営哲学の欠如
- 決断力・実行力の欠如
- 計数管理の不足と勉強不足
- 経営者のワンマン・反省心の欠如
また、幹部社員から見た倒産に至ったと考えられる倒産ベストテンへのアンケートも紹介されており、上記の10個の原因に対してほとんど合致するという結果だったようです。
まとめ
倒産最前線に立つ八起会がこれまで蓄積されてきた経験、ノウハウをケーススタディで紹介された中で、もっとも目立った倒産の原因は「高慢」。
なんとなく、予想はついていたが改めて真摯に謙虚に業務に取り組もうと思いました。
最後の章の「倒産後の幸せ探し」という中で『経営の目的は還元にあり』とあり、経営の中に「奉仕の精神」で業務に取り組むべきであると述べています。
弊社の理念として、
デジタルマーケティングを最大限に活用しお客様の売上に貢献する
を掲げております。
高慢・経営力の過信に陥らないよう謙虚に取り組みます。
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