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フォントの名前の「UD」や「Pro」って、何?

こんにちは!サイトウです。

デザイナーは毎日のように目にするフォントですが、フォント名の前や後に「UD」「StdN」なんて不思議な英語をよく見かけませんか?M
今回はその英語たちって一体何なの?という疑問にお答えします!

英語たちの正体

ズバリ結論からいうと、「メーカーや文字の太さなどさまざまの意味を持っている」です。
英語の種類によってフォントの表す意味も変わってきます。

それでは、よく見る英語の意味を一つ一つ見てみましょう。

フォント名+StdN

StdNは、「収録文字のセット」のことを指します。 Adobeが定めた基準で名付けられた規格の違いです。
バージョンがそれぞれ違うもので、収録されている文字の数も違います。

フォント名+StdN

Nは「N付きフォント」と呼ばれるもので、簡単にいうと「旧体表記の漢字が収録されている」というものです。

どれを使うか迷った場合、収録数の多いものを参考に選んでみるのもいいかもしれませんね。

FOT+フォント名

FOTはメーカーの名前になっています。FOTは「フォントワークス」、MTは「モノタイプ」というメーカーが出しているフォントの種類です。

FOT+フォント名

仕事上で「モノタイプのフォント使って〜」…なんて言われることは私はありませんが、職種によっては覚えておいて損はないかもしれません。

UD+フォント名

UDは、「ユニバーサルデザイン」の略です。多くの人が見やすいように工夫されたフォントであり、さまざまな年代の方が見るような想定のデザインは、このUDのついたフォントを使うと良いでしょう。

UD+フォント名

フォント名+収録文字+R

RやB、Hなどの英語は、フォントの太さを表しています。
「ウェイト」とも呼びます。

フォント名+収録文字+R

ヒラギノシリーズはW6 W7など、W+数字で表すので、上の図が全てではありません。
さまざまなフォントやよく使うフォントで確認してみてください。

ちなみにウェイトを段階的に変えて作られ、まとめられたものをファミリーと呼びます。ファミリーが豊富なフォントは、微調整が可能なので便利です。

まとめ

細かい話ですが、フォントはとても奥の深い世界です。
太さや収録数などさまざまなものがありますが、自分やクライアントにとってぴったりなフォント探しに役立てていただけたらと思います。

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2023/7/21 更新
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