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フォームに入力された情報をHubSpotのコンタクトに連携する手順

新卒でSoichiroに入社しました、オオイワです。
今回、会員制の掲示板サイトを作るプロジェクトがありました。掲示板機能はbbpressというワードプレスのプラグインを用いて実装しました。

今回はbbpressで生成される登録フォームに入力される情報をHubSpotのコンタクトに自動的に連携されるようにしましたので、その方法についてまとめました。

HubSpotのコンタクト機能

そもそもHubSpotとはHubSpot社が提供しているマーケティングプラットフォームです。
HubSpotでは、電話リストの上から営業電話をかけまくって新規顧客を獲得するようなアウトバウンド型の営業ではなく、価値のある情報やコンテンツを提供して顧客を獲得していくインバウンド型のマーケティング、営業を推奨しています。

コンタクト機能はHubSpotの代表的な機能です。リード獲得をしたあと、顧客がどのページをどれくらい見たかが確認できるようになります。
参考:コンタクト管理

4つの条件

HubSpotのコンタクトに情報が入るようにするためにはフォームが下記の条件を満たしていなければなりません。

  1. 静的HTMLフォームである。
  2. HTMLのformタグで囲まれている。
  3. iframeタグ内ではない。
  4. Eメール入力フィールドがある。

しかしbbpressで生成されるフォームは4つ目の「Eメール入力フィールドがある。」を満たしていませんでした。
具体的にはinputタグのtype属性がtype=”text”になっていました。
textがemailでないとEメール入力フィールドとして認識されないのです。

今回はbbpressのコードを修正することで対応します。
下記のディレクトリのphpファイルを修正しました。

plugins>bbpress>templates>default>bbpress>form-user-register.php

bbpress修正前

上記の35行目をtextからemailに修正しました。

bbpress修正後

これで4つの条件は満たしました。

しかしbbpressを更新してしまうと修正した箇所が戻ってしまう可能性があるので、更新はしない方が無難ですね、、、。

プラグイン【HubSpot – CRM、メールマーケティング、ウェブチャット、フォーム、およびアナリティクス】

HubSpot All-In-One Marketing
HubSpot – CRM、メールマーケティング、ウェブチャット、フォーム、およびアナリティクス

4つの条件をクリアしていれば、こちらのプラグインを入れるだけでコンタクトに自動で情報が入るようになります。とても便利です。

プラグインの新規追加から「HubSpot – CRM、メールマーケティング、ウェブチャット、フォーム、およびアナリティクス」を検索→インストール→有効化します。

有効化した後にサインインすればフォームから入力された情報がコンタクトに入るようになります!

参考:HubSpot WordPressプラグインをインストールして使用する

まとめ

HubSpotで作られたフォームでコンタクトを収集するのが方法としては一番いいですが、今回のことでHubSpotのフォームでなくても情報が収集できると分かりとても勉強になりました。

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2023/7/21 更新
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