検索順位ってこういう見方もあるんですね。社内で学んだ話

先日、会社のXに下記の内容を投稿しました。
「it導入補助金 採択率」とGoogle検索でSoichiroのブログがTOPに!https://t.co/BldkUgBzHH pic.twitter.com/PE3V8yys0i
— 株式会社Soichiro Web制作会社|すみだの中小企業の応援団長 (@soichiro_inc) June 20, 2025
この投稿を見た社員さんから、「検索順位の確認方法って他にもいろいろありますよ」とありがたいアドバイスをいただきました。
SEOに詳しくない私でも理解できたので、その方法をご紹介します。
1. まず知っておきたい:検索順位って?
自社サイトに関連するワードで検索した時に、自社のサイトが何番目に出てくるか。それが検索順位です。この順位が高いほど、たくさんの人の目に留まるチャンスがあります。
自社のWebサイトや記事がGoogle検索で何位に表示されているか正確に把握することは、SEO対策の基本となります。
2. 自分で「Google検索して順位を確認」はNG
普通にGoogle検索を行った場合、以下の要因で結果が変わります。
- 検索履歴の影響 : 過去の検索行動や閲覧履歴
- 位置情報 : 現在地や設定された地域
- デバイス情報 : PC、スマホ、タブレット
- ログイン状態 : Googleアカウントの有無
- 時間帯 : 検索する時間による変動
なので例え社内で同じキーワードで検索しても、Aさんのパソコンでは1位だけど、Bさんのパソコンでは3位なんてこともあり得るのです。
3. シークレットモードも、実は完全じゃない

私はこれまでシークレットモードを使用して順位を確認していました。が!これでは先ほどの要因すべてを排除できるわけではないそう。
残る影響:
- 位置情報
- ブラウザや端末の特性
- リアルタイムの変動を捉えにくい
位置情報も影響するのか。となるとうちのサイトは何位!とは言い切れないですね。
※シークレットモード(プライベートブラウジング)の開き方:
Google Chromeの場合は、Chromeブラウザを開き、右上にある三点リーダー(…)をクリックし、「新しいシークレットウィンドウ」を選択します。お使いのブラウザによって開き方が異なるので、調べてみてくださいね。
4. Google Search Console(無料ツール)が信頼できる
社員さんに教えてもらったのがこのサーチコンソール(通称:サチコ)を使用する方法。Googleが無料で提供しており、自社サイトの検索パフォーマンスを詳細に分析することができますので、まだ利用されていない方はぜひ試されてみてください。割と作りがシンプルで私でも使えるハードル低めなツールです笑
サイトの順位を調べる際、多くの人が「平均ではなく、いまの順位が知りたい」と考えますが、実際には「いま出ている順位」は存在しません。 前述した通りGoogleの検索結果では、環境によって出る順位は異なるため、サチコでは世界中で表示された実データを全て合算して、表示された回数で割る「平均掲載順位」を確認することができます。
登録してしまえば確認は簡単。こちらの記事で操作方法を分かりやすく説明されています。
Googleサーチコンソールで検索順位(平均掲載順位)を確認する方法
特に見てほしいのはここ!
- 平均掲載順位: 何度も検索された結果の「平均順位」
- クリック数: 実際にクリックされた回数
えー!こんなキーワードでサイトに流入が?と新たな発見があり面白いです。ちなみにSoichiroは「youtube プレミアム 評価」で現在1位。この記事がいい仕事してくれてます。
5. そもそも順位ってそんなに大事なの?
順位が高くても、クリックされなければ意味がないんですよね。本当に大切なのは
- クリック数(何人が来てくれたか)
- コンバージョン(問い合わせや購入をしてくれたか)
- サイト全体の流入数 など
「何のために順位を上げたいのか?」を考えると、目的が見えてきます。
まとめ:検索順位の見方、ちょっとだけ変えてみませんか?
- 自分でGoogle検索するだけでは不正確かも
- Search Consoleで見る平均順位結果が信頼できる
- クリック数や成果を重視するのが本質
とはいえ、実際にSEO対策を進めていく際は、「検索」をして検索結果を見るのも大事な工程で、平均掲載順位だけを見ればいいというわけではありませんよ。
と語り出すと沼なので、今回はここまで〜