WordPressでショートコード化をするメリット・方法
自分の勉強もかねてモジュール(カタマリ)をショートコード化してみたのでこの記事ではショートコード化について書きました。
なぜショートコード化するのか
ショートコード化するメリットを考えました。大きく2つの観点からメリットがあります
- 保守性が上がり、モジュールの修正が容易になる
- コードがコンパクトにまとまるのでコードの視認性が上がる
保守性が上がり、モジュールの修正が容易になる
一番大きな目的は保守性を上げるためです。
例えば様々なページに同じモジュールを使っていてるとき、そのモジュールに変更があったとします。
もしショートコードを使っていないと各ページのモジュールをひとつひとつ変更していかなければなりません。
しかしショートーコード化しておけばもとのモジュールを一つ直すだけで各ページのすべてのモジュールが修正されます。
コードがコンパクトにまとまるのでコードの視認性が上がる
ショートコードにすることで、とても長く複雑なコードが1行にまとまります。
コードがとても長いモジュールでもショートコードにしてしまえば、どこでそのコードが使っているかがわかりやすくなります。
サイトを修正する際、カタマリが分かりやすくなり、コードの修正箇所がすぐに判断できるようになります。
以上踏まえて、保守性と視認性の観点からよく使うモジュールほどショートカット化する価値があると言えます。
具体的なショートコードの作り方、使い方
ショートコードを登録する
Wordpressのショートコードを追加するadd_shortcodeというタグを使用します。
add_shortcode(ショートコードの名前、使いたい関数)を入れて実装します。
functions.phpにコードを書きます。
function sampleFunc() {
return "<h2>これは見出しです</h2>";
}
add_shortcode('sample', 'sampleFunc');
ショートコードを使う
テキストエディタ
Wordpressのテキストエディタであれば、[shortcode名]を入れれば登録したコードが表示されます。今回だと[sample]です。
テンプレートファイル
テンプレートファイルに直接書き込む場合はdo_shortcodeというタグを使えば登録したものを出力できます。
<?php echo do_shortcode( '[sample]' ) ?>
まとめ
ショートコード化をすることによって、作業効率があがるので様々な場所で使うモジュールはどんどんショートコード化をして効率を上げていきたいですね。
また複雑なadd_shortcodeを使う案件がありましたら、記事にまとめたいと思います。