情報をたのしく可視化しよう!インフォグラフィック
こんにちは!テラシマです!
先日「たのしい インフォグラフィック入門」と言う本を購入しました。著者はインフォグラフィックで有名な櫻田潤さんです。本格的にインフォグラフィックの勉強をしようと思っていたのと、櫻田潤さんを知っていたこともあり、購入しました。そこで今回は、インフォグラフィックについて、本で勉強したことをお話ししたいと思います!
そもそもインフォグラフィックとは?
インフォグラフィックとは、情報をわかりやすく、人に伝わるかたちに視覚化したものです。言葉だけではピンとこないと思いますので、インフォグラフィックの具体例を紹介します。
まずは購入した「たのしい インフォグラフィック入門」の著者である櫻田潤さんの作品です。
他にもたくさん制作しているので、気になる方は、櫻田潤さんのホームページ「VISUAL THINKING」をご覧ください。
次にインフォグラフィックの巨匠である、徳間貴志さんの作品です。
他にもたくさん制作しているので、気になる方は、徳間貴志さんのホームページ「Bowlgraphics inc.」をご覧ください。
このように見ていて、「うわっこんな多い情報どうやって見るんだよ、面倒臭いな」と思わず言ってしまうような情報を、簡単に、見やすく、また楽しく視覚化することがインフォグラフィックなのではないでしょうか。
「たのしい インフォグラフィック入門」では、「ピクトグラム」「図解」「インフォグラフィック」の3つの章で構成されています。その理由は「ピクトグラム」+「図解」=「インフォグラフィック」だからです。
では、順を追って説明していきます。
一目で何かわかる!ピクトグラム
ピクトグラムとは、言葉の代わりになったり、言葉を補うグラフィックです。有名なピクトグラムの例は、みなさんお馴染みトイレのマークです。
また、来年2020年の東京オリンピックでも使われる競技のマークもピクトグラムです。
東京2020オリンピックスポーツピクトグラムの発表について
このように一目で何を表しているか判断ができるグラフィックがピクトグラムです。
情報を簡単にまとめる!図解
図解とは、単純な図形と短い言葉で、物事を説明するグラフィックです。例えば、サザエさんの家系を文章に表すと大変わかりにくいですが、図解にすると
無駄な情報がなく、理解がしやすいです。図解は、情報の取捨選択をして、整理し、まとめ、見やすくするものです。私はこの情報の取捨選択がまだまだ苦手で勉強中です…。
情報を楽しく見よう!インフォグラフィック
やっとここまでたどり着きました!今まで紹介してきた、「ピクトグラム」と「図解」を足したものが「インフォグラフィック」と説明しました。改めてインフォグラフィックとは、情報をわかりやすく、人に伝わるかたちにしたものです。図解よりも、視覚的に楽しく、読み込みたくなるようなビジュアルになっています。しかし、ただやみくもに楽しくすればいいものではありません。情報をより効率よく伝えるために視覚要素を用いていることが、良いインフォグラフィックの第一条件と言われています。
先日アップした「南丹市の取り組みを勝手に図解化してみた」はピクトグラムと図解を用いて表現しましたが、インフォグラフィックまでいかないかもしれませんが、このような難しい情報をビジュアル化し、わかりやすくすることがインフォグラフィックの役割です。
まだまだインフォグラフィックにするべき情報がたくさんあります!
私は年金のお知らせや、クレジットカードの請求書など難しい書類を見ると、「難しいが、絶対に確認しなければならないもの」こそ、視覚化することが重要なのではないかと思います。いつも、「重要なお知らせだけでも視覚化してくれればなあ…」と思いながら、そっと閉じてしまいます…(確認してよ!)。このように世の中にはまだまだ視覚化すべき情報がたくさんあります!みなさんも、こんな情報を視覚化してほしいなどあれば、教えてください!これからも、インフォグラフィックをたのしく勉強していきたいと思います!