自社の事業領域で見込み顧客を集める為のバズるコンテンツの考え方・作り方
明けましておめでとうございます。
暗い話はしたくありません。明るい話題で今年のブログ始めます!
ご支援させて頂いている墨田区の印刷会社様(株式会社サンコー)様で、実に見事な成功事例を目の当たりにしました。
自社の事業領域において、コンテンツを発信し認知拡大、見込み顧客の獲得につながる事例を紹介させて頂きます。
自社の事業領域でバズらせる体系図
自社の事業領域において、自社の「こだわり」や「アピールポイント」を活かし、
- 世の中のトレンドに便乗できることがないか
- 既成概念に対して異を唱えられることはないか
をコンテンツ化にすることで共感を得ることができれば潜在顧客に対してPRができると考えます。
【事例1】「女は大学へ行くな」神戸女学院大学
一瞬ドキッとするキャッチコピーですが、続き見るとと「女は大学に行くな、という時代があった」という1文であることが分かる仕組みです。
世の中のトレンド・出来事
2018/4/4に【土俵に女性問題】「下りなさい」相撲協会員、口頭でも直接指示 心臓マッサージの女性は看護師「いたたまれず、とっさに…」という出来事があり、これに便乗したかどうかは定かではないのですが、下記のようなTwitterでバズりました。
「女は大学に行くな、」―― 神戸女学院大学のメッセージに「泣きそうになった」と反響 胸を打つ広告はいかにして生まれたか – ねとらぼ https://t.co/EXX2t1fKbM via @itm_nlab
— makiko shinoda 篠田真貴子 (@hoshina_shinoda) April 7, 2018
アピールしたかったこと
女性をとりまく環境が変化し、選択肢が広がったからこそ、逆に迷いや葛藤に直面することも増え、そんな正解がない時代を謳歌するために、「学ぶことができる」という、決して当たり前ではない幸福を忘れないでほしいというメッセージです。
【事例2】ペンス副大統領の中国批判をドギツイ関西弁に翻訳したイラストレーター
2018/10/4にアメリカペンス副大統領が対中方針演説を行った際、イラストレーターさんが、対中方針の内容をドギツイ関西弁で翻訳しバズったケース。
トランプはんと習近平はんとアメリカ人と中国人。友情と信頼、天は未来を見てるで。神さんが両国をうまい事してくれはるわ。
— ○イジー (@daisycutter7) October 10, 2018
おおきにな。神さん見守っててや。
アメリカに神のご加護がありますように。
終わりや
世の中のトレンド・出来事
中国における人権問題や貿易摩擦の問題がある中で、米国ペンス副大統領が対中方針演説を行った。
アピールしたかったこと
イラストレーターさんのTwitteの投稿一覧はこちらから見れますが、私は翻訳会社がトレンディな世界の演説を関西弁に翻訳することでアピールできるのではないかと思います。
【事例3】「印刷は終わった」そうじゃない、情報を伝えるメディアから五感で伝わるメディアに。これからが印刷の時代 株式会社サンコー様
墨田区にある印刷会社の株式会社サンコーさん。
ご近所さんでもあり当社もWEBマーケティングの面でお手伝いさせて頂いております。文章の半分を伏せた年賀状で、自社の事業を否定するような内容がスクラッチ印刷で削っていくとまさにサンコーさんが伝えたかった「五感で伝わるメディア」を見事に表現されてます。
背景
12月末の定例のMTGで実は事前に知っていたのですが、有薗社長に説明頂き、震えました。
デザインを担当されたインクデザイン合同会社の鈴木潤さんとアイデアを出し合いこの企画に至ったと聞いてます。
これは現場での知見と多くのクリエイティブワークを行ってきた経験があるからこそ創出された企画であると思います。インクデザインさんのスクラッチ印刷のこのブログ記事も知っていたのですが、「紙はなくなるよね」という既成概念に異を唱え、且つスクラッチ印刷というアイデアを組み合わせ、コロナ渦で距離を取らなければならない時代で年賀状を出さないという風潮もある世間のトレンドを背景に、実にお見事な企画だと思います。
どのような波及効果があったか
年賀状が投函後、正月にTwitterで投稿され、インフルエンサーの方のTweetもあり、一気に拡散。 1/9にメディアに取り上げられ、更に午後にYahooのトップ『印刷は終わった……削ると内容が一変 「スクラッチ年賀状」作った印刷屋の心意気「紙の価値を考えたい」』に掲載され、とてつもない露出があったようです。
御社の近くにクリエイターはいますか
デザイナーやライターなどのクリエイターさんは、きれいで斬新なデザインをするだけでなく、様々なプロジェクトに関わっており、多くの引き出しをもたれています。
御社の思い、こだわり、アピールを世の中のトレンドや出来事に絡ませ、クリエイターさんの力を借りて自社のPRされてみてはいかがでしょうか。
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