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【IT導入補助金 よくある質問】あなたの疑問にお答えします

2月から応募受付が始まっているIT導入補助金2024ですが、7月19日まで申請期間が延びました。このような補助金の申請はすぐに理解するのが難しいので、たくさん疑問が出てくるのではないでしょうか。
今回は、IT導入補助金のよくある質問をご紹介します。

申請について

IT導入補助金とは何ですか

中小企業や小規模事業者等の経営課題を解決するために導入するソフトウェア等の経費を、1/2から4/5、最大450万円分補助してくれる制度です。5つの申請枠があり、それぞれ対象物や補助額等が異なります。

申請すれば必ず補助金はもらえますか

審査制なので、必ずもらえるとは限りませんが、2023年のIT導入補助金の採択率は、全体的に70%台と高い数値でした。

個人事業主ですが申請できますか

申請できます。申請できます。従業員が一人もいなくても大丈夫です。専従者(家族従業員)は従業員数に含まれません。

開業したばかりでも対象ですか

個人、法人ともに、納税証明書が提出できれば対象です。申請する前年には開業している必要があります。IT導入補助金は経営課題を改善するためのものなので、開業したばかりだと難しいでしょう。

申請したらどのくらいで補助金がもらえますか

申請してから早くても3ヶ月はかかります。各募集回に決められている交付決定日に採択の結果がメールで届きます。そこからITツールを導入し運用し、事業実績報告をしてから1ヶ月後に補助金がもらえます。事務局から補助金確定の承認通知が届くのですが、申請マイページから承認しないと入金されないので注意しましょう。
(参照:【IT導入補助金2024 スケジュール】と申請の流れをわかりやすく解説

過去にIT導入補助金をもらったことがありますが、また申請できますか

要件を満たすのであれば申請可能です。
ただし、IT導入補助金2022及び2023の通常枠(A・B類型)及びデジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)で交付決定を受けた事業者は、交付決定日から12ヶ月以内に同一事業であるIT導入補助金2024の通常枠での申請はできません。
また、過去の申請類型によっては、減点措置等が講じられる場合があります

ものづくり補助金など他の補助金と併用できますか

国や中小機構の他の助成金・補助金との併用はできません。
ただし、補助対象となる事業内容(サービス・ソフトウェア、経費等)が重複しない場合は申請が可能です。

不採択でしたがまた申請できますか

次回以降の締切りに間に合えば可能です。不採択理由は教えてくれないので、申請内容をよく見直す必要があります。

補助対象物について

どのような経費が対象ですか

IT支援事業者が提供するITツール(ソフトウェア・サービス)と、導入費用です。交付決定後に購入しないと対象にならないので注意しましょう。
(参照:【IT導入補助金 対象物】対象ITツールとは

ホームページは対象ですか

対象だった年もありますが、2024年度は対象外です。ECサイトやリニューアル費も同様に対象外です。ただし、対象となるITツールを導入して制作する場合は、そのITツール代は対象となります。

リースは対象ですか

対象外です。ただし、サイバーセキュリティお助け隊サービスでは対象となります。

パソコンは対象ですか

インボイス対応類型と複数社連携IT導入枠では対象です。ITツールを導入するのに必要なものに限ります。ハードウェアだけでの申請はできないので、対象のソフトウェアと一緒に申請する必要があります。

〇〇ソフトは対象ですか

IT導入支援事業者が決まっている場合はそちらに問い合わせてください。もしくは事務局のサイトで対象ツールの検索ができるので、こちらで確認してください。

申請方法について

申請のポイントはありますか

各枠により公募要領が異なるので、自社が申請する枠をしっかり確認し、事業計画書や提出書類の不備なく申請しましょう。加点項目が設けられているので、可能な限り実施すると採択率が上がります。
(参照:【IT導入補助金 加点項目】狙うはこの6つ!

誰が申請するのですか

申請はオンラインで申請者である事業者本人が行います。自社だけでは申請できないので、IT導入支援事業者と一緒に申請の手続きを進めます。

複数の店舗がある場合は各店舗で申請するのですか

支社や支店・営業所単位からの個別申請はできません。それぞれの店舗が同一法人であるならまとめて申請します。フランチャイズ等別の法人である場合はそれぞれ法人毎で申請します。

複数の枠に同時申請できますか

複数社連携IT導入類枠は同時申請できませんが、通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠は同時申請できます。インボイス枠はどちらかに限るので、インボイス対応類型と電子取引類型の同時申請はできません。
ただし、いずれかの締切り回で不採択となった場合、または補助金の交付を受けるまでに取下げした場合はその限りではありません。申請は同時であっても、違う公募回でもよく、IT導入支援事業者も同じでなくて構いません。

事務局へ提出した申請内容の修正はできますか

修正できません。申請の結果が公表されるまでは取下げることもできません。
ただし、審査の過程で事務局から不備訂正を求められた場合は修正可能です。

自社の業種はどのように確認すればいいですか

政府統計ポータルサイトのe-Statより大分類を確認するか、過去記事の、目次:IT導入補助金を利用できる企業・業種にて確認できます。

自社の業種が複数となる場合、どの業種を記入すればいいですか

直近の決算書において売上高が大きいものを記入してください。

賃金引上げについて、いつ時点の賃金をもとに考えればいいですか

申請時点の直近の事業所内最低賃金及び、直近決算における給与支給総額です。給与支給総額とは、全従業員(非常勤を含む)及び役員に支払った給与等(給料、賃金、賞与及び役員報酬等は含み、福利厚生費、法定福利費や退職金は除く)を指します。

従業員がいない個人事業主の賃上げ表明はどうしたらいいですか

もし従業員を雇った際に賃上げの表明ができるように、書面や規約を用意してください。

サイバーセキュリティお助け隊サービスリストのソフトウェアはセキュリティ対策推進枠で申請しないといけませんか

通常枠、インボイス対応類型のオプションとしても申請できます。ただし重複して申請することはできません。

申請後について

交付決定の通知はどのように行われるのですか

事務局から申請担当者およびIT導入支援事業者に対してメールで通知がきます。交付決定通知書は申請マイページよりダウンロードできるので、保存しておきましょう。

事業実績報告とは何を報告するのですか

交付決定を受けた申請内容に基づきITツールを導入したことを事務局へ報告します。請求書等の添付が必要です。

まとめ

この他にもたくさん質問があると思いますが、IT導入補助金は自社だけで申請するものではなく、IT導入支援事業者に相談しながら行うので安心してください。

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