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IT導入補助金2025採択結果(随時更新)

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2025年IT導入補助金の採択集計結果と交付決定事業者について、2026年1月20日に7次締切分が発表されました。
全体的に申請数が増えていますが、採択率は依然低下の傾向にあり、難しくなっている印象です。
これは過去の不正受給問題や、限られた予算をより効果的に活用しようとする国の意図が反映されたもので、安易な申請では採択されることが困難になっており、事業計画の具体性と実現可能性をいかに説得力を持って示すかが重要です。
尚、最終回として8次締切分が発表されており、申請の締切は2026年1月7日となっていますので、ご注意下さい。 交付決定事業者一覧
尚、2026年度(令和8年度)から、これまでの「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」と名称を変え、新たにスタートします。
従来以上にAIの活用が求められています。
内容の概要はこちらをご覧ください。

尚、2024年度の実績は【IT導入補助金2025】2024年採択率の結果と今後の対策をご覧ください。

【2025年度】IT導入補助金の採択率推移

通常枠

申請数、交付決定数ともに多い。本年度は採択率が昨年よりも大幅に低くなっています。
一方、申請数は昨年度よりも大幅に増えています。
昨年度の最終回で採択率が低いのは準備資金が枯渇したためと思われます。

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 2025年全体
採択率 50.7% 41.1% 30.4% 34.0% 37.0% 35.4% 37.8% 37.9%
交付決定数 1,511 1,447 1,174 935 1,103 931 930 8,031
申請数 2,979 3,516 3,856 2,742 2,976 2,624 2,456 21,149

通常枠の採択率推移

インボイス枠(インボイス対応類型)

申請数、交付決定数ともに多い。本年度は採択率が昨年よりも大幅に低くなっています。
一方、申請数は昨年度より大幅に増えています。

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 2025年全体
採択率 57.5% 47.2% 40.4% 43.3% 47.3% 44.9% 45.7% 56.5%
交付決定数 3,710 3,592 3,346 2,852 3,161 3,355 2,808 27,804
申請数 6,446 7,609 8,270 6,584 6,670 7,464 6,143 49,186

インボイス枠の採択率推移

インボイス枠(電子取引類型)

申請無し。

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 2025年全体
採択率 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0%
交付決定数 0 0 0 0 0 0 0 0
申請数 0 0 0 0 0 0 0 0

セキュリティ対策推進枠

申請数は少ない。採択率が昨年よりも大幅に低くなっています。
昨年度の最終回で採択率が低いのは準備資金が枯渇したためと思われます

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 2025年全体
採択率 100% 54.2% 41.3% 43.8% 48.0% 44.3% 54.5% 48.8%
交付決定数 7 89 31 50 48 47 42 314
申請数 7 164 75 114 100 106 77 643

セキュリティ対策推進枠の採択率推移

複数社連携IT導入枠

申請数、交付決定数ともに非常に少ない。

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 2024年全体
採択率 100% 77.7% 100% 未定 未定 未定 未定 未定
交付決定数 3 1 1 未定 未定 未定 未定 未定
申請数 3 2 1 未定 未定 未定 未定 未定

なぜここまで採択率が下がったのか?

採択率が急落した主な要因は、以下の4点に集約されます。

申請件数の爆発的な増加

IT導入の重要性が浸透したことや、前年度の最終回で不採択となった事業者が2025年度に一斉に再申請したため、申請数が前年比で約2倍に膨れ上がりました。

審査基準の厳格化

事務局側で「より効果の高いIT導入」を厳選する方針が強まり、事業計画の具体性や成長性がより厳しくチェックされるようになりました。

加点項目の重要度アップ

「賃上げ目標の達成」などの加点項目を満たしていることが、採択の事実上の「必須条件」に近い状態になっています。

過去採択者への減点措置

過去に同補助金を受けたことがある事業者に対する減点措置がより明確に機能しており、新規申請者が優先される傾向にあります。

今後の動向と対策

以前のような「高確率で通る補助金」というフェーズは完全に終わったと言えます。下記の対策が必要です。

「成長戦略」としての計画書

単なるツール導入ではなく、導入によってどう売上を伸ばし、課題を解決するかという「ストーリー」の質が問われます。

加点項目の最大活用

セキュリティアクションの宣言や、賃上げ計画の策定など、取れる加点はすべて取る姿勢が必要です。

早期の準備

審査が厳しくなっている分、書類の不備や内容の薄さは即、不採択につながります。

【2025年度】IT導入補助金申請スケジュールについて

IT導入補助金の申請スケジュール2025

最終回として8次締切分が発表されており、申請の締切は2026年1月7日となっていますので、ご注意下さい。
2025年度公式サイト参照。

(参照:【IT導入補助金2025 スケジュール】と申請の流れをわかりやすく解説)

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