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墨田区発、100人並んでも大丈夫!長尺も用途も無限大の新素材「エアインフォーム™️(特許出願中)」とは!?

”発泡スチロールでは耐久性や耐水性が微妙…。”
”段ボールだと見た目がイマイチだし防炎効果もない…。”
”化粧板だと重くて設置や移動が大変…!”

なかなか理想にピッタリ合う素材に出会えずお困りの方はいませんか?

そんな方にご紹介したいのが、新素材「エアインフォーム™」です。
「エアインフォーム™」は、発泡スチロールの軽さはそのままに、耐久性・耐水性・遮音防音性を備えています。
新技術導入により、従来の発泡スチロール製品のイメージを一新する製品です。

軽くて丈夫な「軽量パーテーション」としてのご利用や、遮熱断熱材、保冷車荷台の芯材など、利用方法は様々あります。 今回はそんな様々な用途に使える新素材、「エアインフォーム™」についてご紹介します。

1.「エアインフォーム™」とは?

エアインフォーム

「エアインフォーム™」とは、表面に樹脂系フィルムが施された発泡スチロール板のことです。防音性に優れており、防炎認定品として建材としても使用されている耐久性を持っています。軽量で一般ゴミとして廃棄可能なうえ、表面は樹脂系フィルムで覆われているので耐水性にも優れています。

メイドインジャパンの新素材で「高強度・高対候性・軽量・高断熱性・良施工性・安全・遮音」

建物の前で
機械から自社開発し、長尺は無限大を実現したのだそう…!

大きく曲がる
硬度があるため長尺になると曲がりますが、
樹脂ラミネートにより、破断することはありません。凄い!

「エアインフォーム™」の特長

「エアインフォーム™」と他素材との比較

「硬い」

※製品厚み20mm比較です。石膏ボード・ベニヤ板は厚み12mmです。

ベニヤ板より軽く、硬質ウレタンフォームより強い。
そして、 PP樹脂板よりも安いのが特許出願中の新素材「エアインフォーム™」です。

発泡スチロールなのに「硬い」!

「硬い」

「エアインフォーム™」は、高密度に押出成形したポリスチレンフォームの表面に樹脂系フィルムを熱圧着した樹脂板です。表面材として樹脂系フィルムを貼り付けることにより、従来の発泡スチロールの欠点であった強度不足がクリアされています。

また、樹脂板としての方向性がなく、板の縦横方向での強度差がありません。
そのため、広い用途にお使いいただけることが特徴です。

エアインフォーム™と従来JIS品の比較

従来JIS品の比較

JIS A 9521 ビーズ法ポリスチレンフォーム建築用断熱材 1号~4号品「圧縮強度と曲げ強度の比較」によります。

「エアインフォーム™」は2年間の大気暴露でも性能にほぼ変化なし!

耐候性

大気暴露試験

2photo

試験体①エアインフォーム™スタンダード(AIF-SH)100×350×t20mm ※写真右
試験体②エアインフォーム™AL(AIF-AL)100×350×t20mm ※写真左
2016年7月26日、東京都墨田区菊川(弊社屋上)設置

約6か月が経過した際には、①、②ともに変化はありませんでした。
2年以上経過した際には、①は表面フィルムへのひび割れ、多少の劣化が見られました。
②は表面が白濁したものの、その他はほぼ変化はありませんでした。
なお、通常の発泡スチロール製品が同条件で大気暴露した際は、紫外線劣化により2〜3か月でボロボロになります。

力のない方でも軽々持ち運べる「軽さ」!

軽々持ち運べる

2,000mm×1,000mm×20mmのパネル単体の重さは、わずか2.7kg。
2リットルのペットボトル1.5本よりも軽い
のです。

工場内壁の断熱材として使用した場合、強力両面テープと工業用接着剤のみで簡単に接着しお使いいただいている例もあります。密度66kg/㎥以上、約90%が空気です。

高断熱性・長期断熱性能について

高断熱性

「エアインフォーム™」は、空気をたくさん含んでいるため保温・保冷性が抜群です。また、長尺品であり、水分にも強いことから、建材として適しています。写真は工場内の断熱・保温効果を高めるため、「エアインフォーム™」を工場内壁に設置された例です。「エアインフォーム™」は1枚わずか2.7kgと非常に軽いため、強力両面テープと工業用接着剤だけで簡単に設置することが可能です。

カットが簡単、ゴミが出ない!施工性が良く廃棄にも困らない!

良施工性

「エアインフォーム™」はご家庭のカッターで簡単にカットできます。発泡スチロールは端部・角部の欠けが発生した際、発泡粒が落ちてしまいます。そのため意匠性や耐久性が欠如していました。

「エアインフォーム™」は、高密度に押出成形する技術と、適切な温度・フィルム材でラミネートすることにより、ご家庭にあるカッターでも簡単にカットでき、ゴミも飛散しにくいという特性があります。

また、廃棄も「燃えるゴミ」として出すことができます。
(各自治体ごとに処分方法は違う場合があります。)


  • パネル発泡スチロール部:ご家庭にあるカッター等で自由に切断可能
  • パネル両端樹脂部:のこぎり等で自由に切断可能

使用素材「エアインフォーム™」は防炎製品・指定可燃物除外品です!

「防炎製品性能試験」クリア!

防炎

エアインフォーム™は、「発泡スチロール製品」として、「防炎製品性能試験」をクリアーしました。

”防炎製品とは、消防法に基づく防炎物品以外の防炎品で、使用する人を火災から守るため、火災予防上防炎性能を有することが望ましいとの考えから、消防庁等の指導により普及が図られているものです。”
公益財団法人日本防炎協会HPより抜粋)

協会設置の防炎製品認定委員会が防炎性能基準等を定め、この基準に適合する製品が防炎製品として認定されています。

エアインフォーム™は指定可燃物「除外品」です!

設置状況
酸素指数設置状況

燃焼試験設置状況
燃焼試験設置状況

「エアインフォーム™」は「酸素指数 28.7」を有する製品で、消防法(第9条3)における指定可燃物から除外され、20㎥以上の貯蔵または取扱いの際に所轄の消防署への届け出が必要ありません。
「酸素指数測定試験」は、第三者検査機関にて実施しています。

一般的な日常会話の音域において、約10dB~15dBの遮音性を発揮

遮音性

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターの測定「音響透過損失 250Hz 10.4~4,000Hz 12.0」(一般的な日常会話の音域)により、約10dB〜15dB遮音しているという結果が出ています。

2.導入・開発事例

ではここで、実際に「エアインフォーム™」を使用した事例をいくつかご紹介します。

1)らくらくパーテーション

らくらくパーテーション

「エアインフォーム™」を使用したパーティションはベニヤ板よりも軽いため、女性1人でも簡単に設置や撤収が可能です。硬質ウレタンフォームより強く、PP樹脂板よりも安いのも魅力となっています。
工事不要で簡単にプライベートスペースを作ることができ、大きさも自由に変えられるため、色々なシーンで使用されています。

使用例1:薬局内相談ブース

薬局内相談ブース

2019年の薬機法改正「機能別薬局の導入(地域連携薬局・専門医療機関連携薬局)」、及び2021年8月1日から開始される「薬局認定制度(薬局機能認定制度地域連携薬局)、(専門医療機関連携薬局の認定)」や、かかりつけ薬局、健康サポート薬局、地域連携薬局などの要件に「利用者のプライバシーに配慮した相談しやすい構造設備を設置する」という項目があります。具体的には別室やパーテーションなどを設置することが求められています。
このような背景から、遮音効果や視線を遮る効果による、「患者さんのプライバシーへの配慮」への対策として、導入されました。 防炎製品であることはもちろん、不要な場合は簡単にバックヤードへ片づけられる利便性も、導入への決定打となったようです。

使用例2:隔離ルーム

調剤薬局様の飛沫感染症対策として、【飛沫感染対策隔離スペース】としての設置例です。ご利用者様の待機隔離スペースとして最適です。

使用例3:カウンター用

調剤薬局様の飛沫感染症対策として、【飛沫感染対策受付カウンター】としての設置例です。ご利用者様の待機隔離スペースとして最適です。

使用例4:簡易更衣室

簡易更衣室

パネルタイプの更衣室は、側面と背面がパネルで覆われているためプライバシー効果が高い更衣室です。催事会場やアパレル店舗の試着室だけでなく、男女が共に働く工事現場や警備現場などに最適です。

2)建築物屋根の遮熱断熱材として利用

屋根の遮熱

高い断熱性+アルミ箔フィルムによる遮熱効果で快適な住環境に最適です。
長尺品かつ、水分に強く長期にわたり高い断熱性を誇ります。

3)車体製造メーカー様の保冷車荷台の芯材として

保冷車荷台

強度アップ、軽量化および、断熱+断熱で省エネ素材として、適しています。
さらに、長尺品のためつなぎ目なしで作ることができます。

4)住宅設備機器メーカー様の建具の芯材として

建具の芯材

強度アップ、軽量化および、断熱+断熱で省エネ素材として、適しています。

5)コンサート会場の光の演出の部材

コンサート会場

某アイドルグループコンサートの新しい光の演出の素材として使われました。
防炎性や軽さなど安全性をクリアしていること、目的の形状に簡単にカットできゴミのでない施工性の良さ、全国を回るため何度も簡単に撤去及び設置ができること、光の演出として透過性がないことなどから採用されました。

まとめ

いかがだったでしょうか。
新素材「エアインフォーム™」、まだまだ活躍できる場所がありそうですね。
もし現段階ではまだない商品についてご相談されたい場合、開発段階でのお問い合わせも大歓迎とのことですので、お気軽にご相談されてみてください。
また、お急ぎの場合は即納品できる場合もあるとのことなので、まずはお問い合わせしてみることをオススメします。

今回ご紹介した企業

コンフォートフォーム株式会社

〒130-0024
東京都 墨田区 菊川 2-13-9
TEL : 03-3632-8561
FAX : 03-3632-0098
URL:https://i-icf.co.jp/

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