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デザインで見せるその他の効果

道路効果

ほとんどの人にとって、道は続いているという認識があります。
そのため、道路のような物を見るとその先はつながっていると感じて目線を移動する傾向があり、これを道路効果といいます。
この効果を利用して、導線をつくることでユーザーの視線を誘導することができます。

クレショフ効果

旧ソ連の映画作家レフ・クレショフ氏が提唱した認知バイアスという心理効果の一種です。
これは、同じ画像でも前後の内容が変わるだけでユーザーが受け取るイメージが変わってしまうというものです。
画像の組み合わせや配置する場所・順番を変えることで伝えたいイメージをより鮮明にして印象付ける効果があります。
下記のA,B,Cは同じ写真ですが右に来る写真とのセットで見ると、Aは悲しそう、Bはお腹がすいているように、Cは欲望を感じているように見えます。

選択肢の過多効果

選択肢の過多効果とは選択肢が増えるほど迷いが出てしまい、選びにくくなってしまうというものです。
選択肢が豊富なことは選ぶ楽しみを提供することにも繋がりますが、あまりに多いと購買意欲を減退させることにつながるので注意が必要です。
サービスの選択肢が多い、またはユーザーにとって有益な選択肢を多数提示したほうがコンバージョンに繋がり勝ちと考えがちです。しかし実際には、選択肢の過多効果によって、種類を増やせば増やすほど効果が下がっていくということも珍しくありません。

ストループ効果

理学者のジェームズ・R・ストループが報告した現象です。
提供された情報に同一性が無く干渉し合うと、印象がちぐはぐになり理解が困難になったり、妨げになってしまうというものです。
つまり、画像と文章をセットで使う時には、 ユーザーを混乱させないためにもイメージを統一することが重要です。
代表的な物には、蛇口の色があります。赤がお湯、青が水という認識はほとんど世界共通であるため、色を逆にしただけでも多くの人は混乱し、「使いづらい」という印象を受けます。
下図で日常的な信号機では、赤は「止まれ」なのに「進め」になっているため、理解するのに時間がかかります。

プライマリー効果

人は最初に見たもの・聞いたものほど印象に残ります。これをプライマリー効果といいます。
最初に聞いたり見たりしたものには潜在意識レベルで強調されて受け取られるからです。
そのため、ヘッダーやファーストビューなど、ユーザーの最初に目に入るところには、一番伝えたい内容を入れると効果的です。

リーセンシー効果

人は最初に見たもの・聞いたものほど印象に残ります。これをプライマリー効果といいます。
最初に聞いたり見たりしたものには潜在意識レベルで強調されて受け取られるからです。
そのため、ヘッダーやファーストビューなど、ユーザーの最初に目に入るところには、一番伝えたい内容を入れると効果的です。

反復効果

最初と最後も大事ですが、ページを通して重要な情報を何度も繰り返すことで、ユーザーに覚えてもらうのも大事です。
ランディングページの多くはコンバージョンボタンを何度も登場させますが、本当にコンバージョンしてほしいタイミングにボタンがしっかり認識されるよう、反復効果を意識しています。

まとめ

何かを決定するとき、人は必ずしも論理的に決断しているわけではありません。多くの場合、無意識に心理学的な効果が働いて、意思決定を行っています。
人に影響を与える心理学効果を使うことで、より高い成果・コンバージョンが狙える、デザインやプロモーションを、論理的に生み出すことができます。
そのためには、今回紹介したようなデザイン心理学を取り入れ、効果的なデザイン、成果に繋がるデザインを制作していきたいと思います。

デザインに取り入れたい心理学のコラム

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