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【IT導入補助金】2021年採択率は55%。過去5年平均は56%。2022年採択率は上がる?

2021年IT導入補助金が2021年4月7日より申請開始され、2022年の1月26日に5次の採択結果の発表があり全5回分をまとめました。
結果、採択率は54.9%でした。


総申請件数 交付決定数 採択率
52,026 30,825 54.9%

2022年IT導入補助金の採択率の参考になるかと思います。
【2022年】IT導入補助金の採択率の予測はこちら

2021年8月末までIT導入補助金は採択率を公表していなかったのですが、2021/8/31の第二次より公開されることになりました。 2020までの結果について、経済省サービス政策課に伺った話と、分析結果を元に採択率を予想いたしましたので、参考にしていただければ幸いです。

監修:岩永武大(中小企業診断士)

2021年IT導入補助金の採択率(倍率)について

2021年の全累計通算で54.9%です。※2022年1月26日集計

IT導入補助金は、ものづくり補助金と小規模事業者補助金と異なり、採択率が公表されていませんでしたが、2021年8月31日の第二次より公開されました。

2021年IT導入補助金採択結果

第1次の採択率:57.1%(IT導入補助金2021採択結果調べ)
類型別の採択率は下記の通り。


A B C D 全体
採択率 55.5% 52.2% 58.7% 55.7% 57.1%
採択数 1,317 48 1,908 444 3,717
申請数 2,373 92 3,249 797 6,511

第2次の採択率:58.9%(IT導入補助金2021採択結果調べ)
類型別の採択率は下記の通り。


A B C D 全体
採択率 55.2% 33.8% 60.7% 61.1% 58.9%
採択数 2,507 53 5,869 1,036 9,465
申請数 4,452 157 9,664 1,696 16,059

第3次の採択率:60.3%(IT導入補助金2021採択結果調べ)
類型別の採択率は下記の通り。


A B C D 全体
採択率 55.2% 33.8% 60.7% 61.1% 60.3%
採択数 1,648 36 4,656 782 7,122
申請数 2,840 83 7,622 1,273 11,818

第4次の採択率:58.1%(IT導入補助金2021採択結果調べ)
類型別の採択率は下記の通り。


A B C D 全体
採択率 56.3% 49.0% 60.4% 66.7% 58.1%
採択数 1,013 25 3,719 554 5,311
申請数 1,799 51 6,158 830 8,838

第4次の採択率:53.1%(IT導入補助金2021採択結果調べ)
類型別の採択率は下記の通り。


A B C D 全体
採択率 57.6% 31.7% 59.2% 63.9% 53.1%
採択数 1,042 13 3,595 560 5,210
申請数 1,808 41 6,074 877 8,800

2022年IT導入補助金のスケジュール

2022年IT導入補助金事業スケジュール
IT導入補助金2022オフィシャルサイトのスケジュールはこちら

2017年〜2021年のIT導入補助金の採択率は約56%

2020年まで数字の公開はされておりません。よって経済省サービス政策課に電話をし、大体の倍率を直接確認済です。


年度 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
採択率 約50% 約100% 約33% 約42% 54.9%

【2020年度】IT導入補助金の倍率(採択率)の詳細について

2020年度のIT導入補助金の採択率はトータルで42%で以下各回毎の採択率でした。株式会社知 好楽ネットワーク調べ)。2020年の数字の公開はされておりません。よって経済省サービス政策課に電話をし、大体の倍率を直接確認済です。


下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 8次 9次 10次 合計
採択率 50% 50% 50% 50% 50% 49% 48% 33% 20.8% 19.2% 42%
  • ※ 倍率は、経済省サービス政策課に電話してしてヒアリングした結果
  • ※ A,B,C各類型同じ倍率ということでした

上記の通りトータル42%の採択率でした。

【2020年度】IT導入補助金の採択者数

公開されている件数をカウントしました。


下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 8次 9次 10次 合計
A類型 2,464 208 418 462 646 331 599 431 399 545 6,503
B類型 0 5 21 20 26 11 20 18 11 23 155
C類型 0 543 1,326 1,631 3,178 1,842 3,509 3,151 3,344 3,594 21,140
合計 2,464 756 1,765 2,113 3,178 1,842 3,509 3,151 3,344 3,594 27,798

IT導入補助金2020の総予算に関して

今回のIT導入補助金の予算額に関して中小企業生産性革命推進事業の2020年度補正予算(2020年1月30日成立)は3,600億円計上されております。こちらの予算は、ものづくり補助金小規模事業者補助金IT導入補助金の3つの補助金を「複数年」に渡って、流動的に使用するためのものです。

「複数年」については、巷では3年と言われていますが、3年と決まっているわけではありません。複数年を仮に3年とした場合でも、3600億円÷3で、2020年度が1,200億円と決まっているわけでもなく、3つの補助金の割合が決まっているわけでもありません。

次に、2020年度1次補正(2020年4月30日成立)で700億円が計上され、2020年度2次補正(2020年6月12日成立)で1,000億円計上されています。こちらは全て2020年度のみに使われる予算となります(IT導入補助金でいうと特別枠など)。また、こちらの予算(700億円+1,000億円=1,700億円)も、ものづくり補助金小規模事業者補助金IT導入補助金の3つの補助金で分け合うことになります。こちらも3つの補助金の割合が決まっているわけでもありません。

参考:中小企業:中小企業対策関連予算

採択されない主な理由は?

では、およそ2分の1の事業者様はなぜ採択されないのでしょうか。
それは、形式要件ミスです。
何より形式要件をきちんとミスなく記載する。また、審査項目を外すことなく、しっかり公募要領に合わせて、採択基準に則したものを記入することが大事です。 しっかりとミスの無いよう、申請しましょう。

形式要件をしっかり記載することは最低限必要ですが、採択されるポイントを抑えることも重要です。平均以上の申請書類を提出しましょう。 採択のポイントをまとめた記事はこちらから

IT導入補助金2022は採択率は上がる?

過去5年を調査すると採択率は56%でした。半分は落ちているということになります。不採択理由として、主に形式要件ミスが主な理由と思われます。
2022年のIT導入補助金の「デジタル化基盤導入枠」について申請要件が簡易になっており、主にインボイス対応(軽減税率対策)を後押しする補助金かと想定され、2022年IT導入補助金は採択率は上がると考えます。
2022年のIT導入補助金は始まったばかりです。しっかり準備の上、信頼のおけるIT導入支援事業者を見つけ自社のIT化、効率化を目指しましょう。

監修者
岩永 武大
1977年生まれ。中小企業診断士、経営学修士。
株式会社 知好楽ネットワーク代表取締役。
プログラマーを経て、中小企業向け会計・給与・販売管理等の業務パッケージソフトメーカーに10年勤務。営業を5年経験後、新規事業の立ち上げに参画し、企画・営業・サポート業務の立ち上げを果たす。
同時期に東洋大学大学院にて経営学修士を取得。(修士論文は、「中堅企業の多角化戦略の成功要因 — 新規開発戦略における動向と課題 —」)

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