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【2020年度IT導入補助金】気になる採択率は?

2021年IT導入補助金が2021年4月7日より申請開始しました。
2020年において採択された事業者様と残念ながら不採択になってしまった事業者様がいらっしゃると思いますが、IT導入補助金は採択率を公表していません。ですが、経済省サービス政策課に伺った話と、分析結果を元に採択率を予想いたしましたので、参考にしていただければと思います。皆様のお役に立てれば幸いです。

監修:岩永武大(中小企業診断士)

目次

IT導入補助金の倍率(採択率・交付率)について

IT導入補助金は、ものづくり補助金小規模事業者補助金と異なり、採択率が公表されていません。
しかし、経済省サービス政策課に電話をし、大体の倍率を教えていただくことができました。その結果を皆さんに共有致します。

【2020年度】IT導入補助金の倍率(採択率・交付率)

2020年度のIT導入補助金の採択率はトータルで42%で以下各回毎の採択率でした。株式会社知 好楽ネットワーク調べ)

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 8次 9次 10次 合計
採択率 50% 50% 50% 50% 50% 49% 48% 33% 20.8% 19.2% 42%
  • ※ 倍率は、経済省サービス政策課に電話してしてヒアリングした結果
  • ※ A,B,C各類型同じ倍率ということでした

上記の通りトータル42%の採択率でした。

過去4年(2017年〜2020年)のIT導入補助金の採択率

2017年〜2020年の合計採択率は56.3%でした。

年度 2017年 2018年 2019年 2020年
採択率 約50% 約100% 約33% 約42%

【2020年度】IT導入補助金の採択者数

公開されている件数をカウントしました。

下記の図は横にフリックして全体を見ることができます。

1次 2次 3次 4次 5次 6次 7次 8次 9次 10次 合計
A類型 2,464 208 418 462 646 331 599 431 399 545 6,503
B類型 0 5 21 20 26 11 20 18 11 23 155
C類型 0 543 1,326 1,631 3,178 1,842 3,509 3,151 3,344 3,594 21,140
合計 2,464 756 1,765 2,113 3,178 1,842 3,509 3,151 3,344 3,594 27,798

IT導入補助金2020の総予算に関して

今回のIT導入補助金の予算額に関してお話しします。

中小企業生産性革命推進事業の2020年度補正予算(2020年1月30日成立)は3,600億円計上されております。こちらの予算は、ものづくり補助金小規模事業者補助金IT導入補助金の3つの補助金を「複数年」に渡って、流動的に使用するためのものです。

「複数年」については、巷では3年と言われていますが、3年と決まっているわけではありません。複数年を仮に3年とした場合でも、3600億円÷3で、2020年度が1,200億円と決まっているわけでもなく、3つの補助金の割合が決まっているわけでもありません。

次に、2020年度1次補正(2020年4月30日成立)で700億円が計上され、2020年度2次補正(2020年6月12日成立)で1,000億円計上されています。こちらは全て2020年度のみに使われる予算となります(IT導入補助金でいうと特別枠など)。また、こちらの予算(700億円+1,000億円=1,700億円)も、ものづくり補助金小規模事業者補助金IT導入補助金の3つの補助金で分け合うことになります。こちらも3つの補助金の割合が決まっているわけでもありません。

参考:中小企業:中小企業対策関連予算

採択されない主な理由は?

では、およそ2分の1の事業者様はなぜ採択されないのでしょうか。

それは、形式要件ミスです。

何より形式要件をきちんとミスなく記載する。また、審査項目を外すことなく、しっかり公募要領に合わせて、採択基準に則したものを記入することが大事です。
しっかりとミスの無いよう、申請しましょう。


形式要件をしっかり記載することは最低限必要ですが、採択されるポイントを抑えることも重要です。平均以上の申請書類を提出しましょう。
採択のポイントをまとめた記事はこちらから

まとめ

2020年度の採択率は約42%でした。2021年において4/10時点では2次※7月予定〆切分まで公表されております。形式要件をしっかり確認し、審査項目において加点となる点を踏まえ申請することが肝心です。

監修者
岩永 武大

1977年生まれ。中小企業診断士、経営学修士。
株式会社 知好楽ネットワーク代表取締役。
プログラマーを経て、中小企業向け会計・給与・販売管理等の業務パッケージソフトメーカーに10年勤務。営業を5年経験後、新規事業の立ち上げに参画し、企画・営業・サポート業務の立ち上げを果たす。
同時期に東洋大学大学院にて経営学修士を取得。(修士論文は、「中堅企業の多角化戦略の成功要因 — 新規開発戦略における動向と課題 —」)

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